先の総会において、引き続き理事長を務めさせていただくこととなりました。状況が変化し、不透明感が払拭できない中ですが、業界の発展と組合の発展に力を尽くしていきたいと思っております。至らぬ点も多々あろうかと思いますがよろしくお願いいたします。
この度の能登半島地震において、亡くなられた方にお悔やみ申し上げますとともに、被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。地震の発生直後から全構協はじめ全国の組合、支部より励ましのお言葉、お見舞いのお言葉とたくさんのお見舞金を頂きました。また、石川県の組合のみなさんからもお見舞金のご協力を頂きました。あわせて、3月末に被災された組合員、賛助会員のみなさんへお届けさせて頂きました。ありがとうござました。
今年度は、全国的には首都圏を中心とした再開発案件や半導体関連工場、物流中継基地等の新規物件の計画はあるものの、見直しの動きもあることから先行きに不安が残り、本格回復は来年以降にずれ込むとの見方もあります。この地域についても、工場、物流施設等の計画はあるものの工期がずれ込む例もみられること、中小物件は依然として苦しい状況が続いていることから回復には少し時間がかかると思われます。また、2024年問題についてもどのような影響があるのか、まだまだ見通せません。エネルギー価格や副資材価格の高騰、あらゆるものの価格が上昇し受注価格転嫁も思うように進まない中、鋼材価格の値上げの動きもあります。このような状況下ではありますが、加工単価を維持し、生産性を向上させ、収益を確保し賃金の上昇と人材の確保、未来への投資を進めていかなければなりません。
建築の鉄骨は我々にしか作れません。みんなで力を合わせ、協力し合いながら、業界の発展と郷土の復旧、復興に尽力していきましょう。
引き続きのご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
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